スナップショット
このページでは、スナップショットを撮影、削除、編集したり、スナップショットの予定を設定したり、維持設定を行ったりすることができます。
ナップショットは、ファイル全体ではなくブロック毎に維持されるため、ディスクの使用量を最小化します。共有フォルダのファイルや LUN のブロックを更新したり、削除したりすると、多くのスペースが使用されます。
共有フォルダ
共有フォルダのスナップショットを撮る:
- スナップショットを撮影したい共有フォルダを選択します。
注:[Ctrl] または [Shift] キーを長押しすると、複数のアイテムを選択できます。 - [スナップショット] > [スナップショットの取得] をクリックします。
- 取得するスナップショットの説明を [説明] に入力してください。
- [ロック] チェックボックスの選択/選択解除をすることで、自動削除がトリガーされた時に、このスナップショットが自動的に削除されるのを防ぐことができます。
- [イミュータブル スナップショット] のチェックボックスを選択して、[保護期間] を設定します。この機能は、このスナップショットが指定された期間の間削除されるのを防ぎます。当社はこの期間を7~14日に設定することを推奨します。
注:[イミュータブル スナップショット] のチェックボックスが選択されると、選択を解除することはできません。保護期間が終了すると、このオプションはシステムによって自動的に選択解除されます。 - [OK] をクリックすると、スナップショットが撮影されます。
注:
- 利用可能なボリュームのスペースが 100 MB 以下の場合、スナップショットを撮れません。
- [コントロール パネル] > [共有フォルダ] > [編集] ページの設定の中で、NFS 権限だけがスナップショットに記録されません。
- スナップショットは、ごみ箱内のデータを保護します。
- スナップショットの保護期間が終了するまでイミュータブル スナップショットを持つ共有フォルダを削除することはできません。
スナップショットを表示できるようにする:
スナップショットのフォルダとファイルは、共有フォルダの #snapshot フォルダの中のファイル サービスを介してアクセスすることができます。
- スナップショットを表示したい共有フォルダを選択します。
- [設定] をクリックします。
- [詳細設定] タブを開き、[スナップショットを検出可能にする] を選択します。
注:
- ユーザーには、スナップショットのコピーへの書き込み権限がありません。
- スナップショットが撮られ、ユーザー アカウントが作成されており、共有フォルダの読み取り許可が交付されている時点のみに限り、ユーザーには、スナップショット コピーの読み取り許可があります。
共有フォルダのスナップショットを閲覧する方法:
- 参照するスナップショットの共有フォルダを選択します。
- [スナップショット] > [スナップショット リスト] をクリックします。
- 参照したいスナップショットを選択して [参照] をクリックします。
注:
- 暗号化された共有フォルダのスナップショットは閲覧できません。
共有フォルダのスナップショットを削除する方法:
- 削除したいスナップショットの共有フォルダを選択します。
- [スナップショット] > [スナップショット リスト] をクリックします。
- 削除したいスナップショットを選択し、[削除] をクリックします。
注:[Ctrl] または [Shift] キーを長押しすると、複数のアイテムを選択できます。 - 確認メッセージが表示されます。削除を確定するには [削除] をクリックします。システムは、背景のスナップショットを削除します。大量のスナップ写真の削除には長い処理時間がかかることがあります。
注:
- 共有フォルダが複製されると、ディスティネーション サーバーのために最後に撮影されたスナップショットが保持され、削除できなくなります。
- より優れた複製パフォーマンスを確立するためにも、共有フォルダの複数のスナップショットが、同期中に削除されなくなります。
- スナップショットを削除したときに解放された領域が予想よりも少ない場合は、領域の再利用が処理されているか、その領域が他のスナップショット、ごみ箱、またはファイル クローンによって占有されている可能性があります。どれだけのスペースを解放することができるかを知るには、スナップショット計算機を使用してください。
- イミュータブル スナップショットは指定された期間の間削除することができません。複数のスナップショットを削除する場合に、そのうちの一部がイミュータブル スナップショットの場合、[削除] ボタンが無効化されます。
共有フォルダのスナップショット別にストレージ使用量を推測する方法:
- スナップショットの使用量を推測したい共有フォルダを選択します。
- [スナップショット] > [サイズを計算] をクリックします。
- 開始日と終了日を入力して時間範囲を選択し、[今すぐ計算] をクリックします。
注:最小時間範囲は7日です。
注:
- 一度に 1 つの共有フォルダのみが推測できます。
- 結果は推測にすぎません。実際のスナップショットの使用量は、共有フォルダに行われた操作によって異なってきます (例えば、スナップショット復元、データのクローンなど)。
- ごみ箱が共有フォルダで有効化されている場合、削除されたファイルはごみ箱にとどまり、スナップショットのサイズに影響しません。しかし、スナップショットを撮ったデータを削除すると、スナップショットのサイズに影響します。
共有フォルダのスナップショット別にストレージ使用量を表示する方法:
推測タスクが完了したら、[完了したタスク] をクリックしてストレージ推測レポートを表示します。マウスのカーソルを移動して、ストレージの累積使用量を表示します。
完了した推測タスクをクリアする方法:
[スナップショット] > [共有フォルダ] で、共有フォルダを選択し、[クリア] をクリックしてタスクの詳細を消去します。
共有フォルダのスナップショットを編集する方法:
- 編集したいスナップショットの共有フォルダを選択します。
- [スナップショット] > [スナップショット リスト] をクリックします。
- 編集したいスナップショットを選択して [編集] をクリックします。
- 以下のいずれかを行うことができます。
- [説明] でスナップショットの説明を変更します。
- [ロック] チェックボックスの選択/選択解除をすることで、自動削除がトリガーされた時に、このスナップショットが自動的に削除されるのを防ぐことができます。
- [イミュータブル スナップショット] のチェックボックスを選択して、[保護期間] を設定します。この機能は、スナップショットが指定された期間の間削除されるのを防ぎます。当社はこの期間を7~14日に設定することを推奨します。
注:[イミュータブル スナップショット] のチェックボックスが選択されると、選択を解除することはできません。保護期間が終了すると、このオプションはシステムによって自動的に選択解除されます。
- [OK] をクリックして、設定を保存します。
予約スナップショットを構成する:
スナップショットの撮影を予約しておくと、Snapshot Replication が指定された時間と頻度で自動的にスナップショットを撮影してくれるため、手動でスナップショットを撮る手間を省くことができます。
- 共有フォルダを選択します。
注:[Ctrl] または [Shift] キーを長押しすると、複数のアイテムを選択できます。 - [設定] をクリックします。
- [スケジュール] タブで [スナップショットの予定を有効にする] チェックボックスを選択し、スナップショットを取得する時間と頻度を設定します。この共有フォルダのスナップショットの予定をキャンセルするには、チェックボックスを選択解除してください。
- [イミュータブル スナップショット] のチェックボックスを選択して、[保護期間] を設定します。この機能は、スナップショットが指定された期間の間削除されるのを防ぎます。当社はこの期間を7~14日に設定することを推奨します。
- [OK] をクリックして、設定を保存します。
- 確認メッセージが表示されます。設定を確定するには [OK] をクリックします。
注:
- 予約したスナップショットの構成は、[コントロール パネル] > [更新と復元] > [構成バックアップ] 機能には含まれません。
イミュータブル スナップショットの残りの保護期間をチェック:
- イミュータブル スナップショットを含んでいる共有フォルダを選択してください。
- [スナップショット] > [スナップショット リスト] をクリックします。
- 以下のいずれかを行うことができます。
- イミュータブル スナップショットのアイコンの上でマウスを動かします。
- スナップショットを選択し、[編集] をクリックします。
予約スナップショットの維持設定を行う:
- 共有フォルダを選択します。
注:[Ctrl] または [Shift] キーを長押しすると、複数のアイテムを選択できます。 - [設定] をクリックします。
- [保持] タブを選択します。
- スナップショットを維持し削除する方法を指定してください。以下の3つのオプションのいずれかを選んでください。
- 保持する最新スナップショットの数:保持する最新スナップショット数を指定します。
- すべてのスナップショットの保持期間:特定の日数内に撮影されたすべてのスナップショットを保持します。
- 詳しい保持ポリシー:指定した時間枠で維持ルールを設定できます。[ルールの設定] をクリックして保持ルールを編集します。詳しくは、保持ポリシーのセクションを参照してください。
- [OK] をクリックして、設定を保存します。
- 確認メッセージが表示されます。設定を確定するには [OK] をクリックします。
スナップショットの名づけポリシーを設定する:
- 共有フォルダを選択します。
注:[Ctrl] または [Shift] キーを長押しすると、複数のアイテムを選択できます。 - [設定] をクリックします。
- [詳細設定] タブを選択します。
- [GMT +0 タイムゾーンの時間でスナップショットに名前を付ける] のチェックボックスを選択/選択解除します。
- チェックボックスを選択すると、スナップショットは撮影したグリニッジ標準時 (GMT) の後に名前が付けられます。あなたの共有フォルダに別のタイムゾーンのユーザーがアクセスしたり、異なるタイムゾーンの場所でタスクを複製する場合は、スナップショット名の時間情報によって誤解が生じないようこのオプションを選択することをお勧めします。
- チェックボックスが選択されないと、スナップショットは撮影したローカル時間の後に名前が付けられます。サーバーの日付と時間は、[コントロール パネル] > [地域のオプション] で行います。
- [OK] をクリックして、設定を保存します。
注:
- 古いバージョンの Microsoft Windows、Windows エクスプローラでは、[前のバージョン] タブではグリニッチ標準時間 (GMT) フォーマットで表示されます。ローカル時間よりも後の時間でスナップショットに名前を付ける場合は、DSM と Windows エクスプローラでスナップショット名が同じに表示されませんが、これはスナップショットの操作には影響しません。
LUN
LUN のスナップショットを撮影する:
- スナップショットを撮影したい LUN を選択します。
注:[Ctrl] または [Shift] キーを長押しすると、複数のアイテムを選択できます。 - [スナップショット] > [スナップショットの取得] をクリックします。
- 取得するスナップショットの説明を [説明] に入力してください。
- [ロック] チェックボックスの選択/選択解除をすることで、自動削除がトリガーされた時に、このスナップショットが自動的に削除されるのを防ぐことができます。
- [イミュータブル スナップショット] のチェックボックスを選択して、[保護期間] を設定します。この機能は、このスナップショットが指定された期間の間削除されるのを防ぎます。当社はこの期間を7~14日に設定することを推奨します。
注:[イミュータブル スナップショット] のチェックボックスが選択されると、選択を解除することはできません。保護期間が終了すると、このオプションはシステムによって自動的に選択解除されます。 - [OK] をクリックすると、スナップショットが撮影されます。
注:
- スナップショットの保護期間が終了するまでイミュータブル スナップショットを持つ LUN を削除することはできません。
LUN のスナップショットを削除する:
- 削除したいスナップショットの LUN を選択します。
- [スナップショット] > [スナップショット リスト] をクリックします。
- 削除したいスナップショットを選択し、[削除] をクリックします。
注:[Ctrl] または [Shift] キーを長押しすると、複数のアイテムを選択できます。 - 確認メッセージが表示されます。削除を確定するには [削除] をクリックします。システムは、背景のスナップショットを削除します。大量のスナップ写真の削除には長い処理時間がかかることがあります。
注:
- LUN が複製されると、ディスティネーション サーバーのために最後に取得されたスナップショットが保持され、削除できなくなります。
- より優れた複製パフォーマンスを確立するためにも、LUN の複数のスナップショットが、同期中に削除されなくなります。
- スナップショットを削除したときに解放された領域が予想よりも少ない場合は、領域の再利用が処理されているか、その領域が他のスナップショット、ごみ箱、またはファイル クローンによって占有されている可能性があります。
- イミュータブル スナップショットは指定された期間の間削除することができません。複数のスナップショットを削除する場合に、そのうちの一部がイミュータブル スナップショットの場合、[削除] ボタンが無効化されます。
LUN のスナップショットを編集する:
- 編集したいスナップショットの LUN を選択します。
- [スナップショット] > [スナップショット リスト] をクリックします。
- 編集したいスナップショットを選択して [編集] をクリックします。
- 以下のいずれかを行うことができます。
- [説明] でスナップショットの説明を変更します。
- アプリケーション コンシステント スナップショットが有効になっている場合には、[コンシステントな状態] を選択します。
- [ロック] チェックボックスの選択/選択解除をすることで、自動削除がトリガーされた時に、このスナップショットが自動的に削除されるのを防ぐことができます。
- [イミュータブル スナップショット] のチェックボックスを選択して、[保護期間] を設定します。この機能は、スナップショットが指定された期間の間削除されるのを防ぎます。当社はこの期間を7~14日に設定することを推奨します。
注:[イミュータブル スナップショット] のチェックボックスが選択されると、選択を解除することはできません。保護期間が終了すると、このオプションはシステムによって自動的に選択解除されます。
- [OK] をクリックして、設定を保存します。
注:
- ボリュームの空きスペースが 1 GB 以下の場合、LUN のスナップショットは撮れません。
- スナップショットと複製の機能を LUN に適用するには、LUN が、ストレージ アクセラレーションのある標準的 LUN または高度な LUN として作成される必要があります。
- SAN Manager は DSM 7.0 以降でサポートされています。DSM 6.2.x の場合は、iSCSI Manager の対応機能を参照してください。DSM 6.2 以前の DSM バージョンの場合は、ストレージ マネージャをご覧ください。
- お使いの Synology NAS の Snapshot Replication では、Cinder で使用される LUNs のスナップショットの撮影、編集、削除を行うことはできません。詳細しくは、SAN Manager に関するヘルプを参照してください。DSM 6.2.x の場合は、iSCSI Manager の対応機能を参照してください。DSM 6.2 以前の DSM バージョンの場合は、ストレージ マネージャをご覧ください。
- スナップショットの取得を完了したとき、または複製タスクを作成するときに、状態が「異常」/「クラッシュ」になったら、そのスナップショット/複製を削除してからやり直してください。
- LUN をあるスナップショット バージョンに復元すると、このスナップショットを取得した後にこの LUN に加えた変更内容はすべて失われます。
- LUN の状態が 利用不可 になった場合は、LUN にアクセスしようとしてデータ関連のエラーが発生したことを意味しています。サーバーのデータが失われないように、LUN は一時的にアクセスできなくなります。可能な限り早急に、サポートのために、Synology にご連絡ください。
予約スナップショットを構成する:
スナップショットの撮影を予約しておくと、Snapshot Replication が指定された時間と頻度で自動的にスナップショットを撮影してくれるため、手動でスナップショットを撮る手間を省くことができます。
- LUN を選択します。
注:[Ctrl] または [Shift] キーを長押しすると、複数のアイテムを選択できます。 - [設定] をクリックします。
- [スケジュール] タブで [スナップショットの予定を有効にする] チェックボックスを選択し、スナップショットを取得する時間と頻度を設定します。この共有フォルダのスナップショットの予定をキャンセルするには、チェックボックスを選択解除してください。
- [イミュータブル スナップショット] のチェックボックスを選択して、[保護期間] を設定します。この機能は、スナップショットが指定された期間の間削除されるのを防ぎます。当社はこの期間を7~14日に設定することを推奨します。
- [OK] をクリックして、設定を保存します。
イミュータブル スナップショットの残りの保護期間をチェック:
- イミュータブル スナップショットを含んでいる LUN を選択してください。
- [スナップショット] > [スナップショット リスト] をクリックします。
- 以下のいずれかを行うことができます。
- イミュータブル スナップショットのアイコンの上でマウスを動かします。
- スナップショットを選択し、[編集] をクリックします。
予約スナップショットの維持設定を行う:
- LUN を選択します。
注:[Ctrl] または [Shift] キーを長押しすると、複数のアイテムを選択できます。 - [設定] をクリックします。
- [保持] タブを選択します。
- スナップショットを維持し削除する方法を指定してください。以下の3つのオプションのいずれかを選んでください。
- 保持する最新スナップショットの数:保持する最新スナップショット数を指定します。
- すべてのスナップショットの保持期間:特定の日数内に撮影されたすべてのスナップショットを保持します。
- 詳しい保持ポリシー:指定した時間枠で維持ルールを設定できます。[ルールの設定] をクリックして保持ルールを編集します。詳しくは、保持ポリシーのセクションを参照してください。
- [OK] をクリックして、設定を保存します。
- 確認メッセージが表示されます。設定を確定するには [OK] をクリックします。
LUN スナップショットのコンシステント状態を構成する:
- LUN を選択します。
注:[Ctrl] または [Shift] キーを長押しすると、複数のアイテムを選択できます。 - [設定] をクリックします。
- [アプリケーション] タブを選択します。
- コンシステント状態を切り換えるには、[アプリケーション コンシステントなスナップショットを有効にする] のチェックボックスの選択/選択解除をします。
- アプリケーション コンシステント:このコンシステント状態のスナップショットは、DSM とコミュニケートする操作環境によって、Windows Server または VMware vCenter Server に Synology Storage Console がインストールされている場合に限って取得されます。DSM でアプリケーション コンシステントなスナップショットが取得されると、アプリケーションに通知が送信され、データの統合性を図るために、メモリからスナップショットが取得された LUN へすべてのデータを転送します。
注:操作環境に Synology Storage Console がインストールされている場合は、チェックボックスを選択してもアプリケーション コンシステントなスナップショットは無効のままになります。 - クラッシュ コンシステント:クライアントに Synology Storage Console がインストールされていなければ、LUN のクラッシュ コンシステントなスナップショットしか取得されません。クラッシュ コンシステントなスナップショットが取得されると、メモリから LUN にデータをフラッシュするためにアプリケーションには通知が送信されません。したがって、データの整合性も保証されません。
- アプリケーション コンシステント:このコンシステント状態のスナップショットは、DSM とコミュニケートする操作環境によって、Windows Server または VMware vCenter Server に Synology Storage Console がインストールされている場合に限って取得されます。DSM でアプリケーション コンシステントなスナップショットが取得されると、アプリケーションに通知が送信され、データの統合性を図るために、メモリからスナップショットが取得された LUN へすべてのデータを転送します。
- [OK] をクリックして、設定を保存します。
注:
- コンシステントの状態を変更すると、[複製] ページの相当する設定にも影響します。
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保持ポリシー
保持ポリシーを設定すると、必要なスナップショットのみを保持できるので、ストレージスペースをより効率的に管理できます。保持ポリシーは次の 3 つのオプションから選択できます。
- 保持する最新スナップショットの数:保持する最新スナップショット数を指定します。
- すべてのスナップショットの保持期間:特定の日数内に撮影されたすべてのスナップショットを保持します。
- 詳しい保持ポリシー:スナップショットはより長い期間保持できますが、それと同時にストレージ スペースを節約することもできます。
- ニーズに応じて、複数のルールを設定したり保持ポリシーをカスタマイズしたりすることもできます。
- 特定の日数内に撮影されたすべてのスナップショットを保持します。
- 詳しい保持ポリシーではまた、様々な時間枠における直近のスナップショットを特定期間の間保持することができます。過去 1 時間、1 日、1 週間、または 1 年のスナップショットをどれぐらい長くシステムに保持するかを選択できます。例えば、[過去 1 週間のスナップショットを 7 週間保持] は、過去 1 週間に撮影されたスナップショットを撮影後 7 週間保持することを意味します。
- また、[保持する最新スナップショット数] も設定する必要があります。指定された数より少ないスナップショットしかない場合は、保持ポリシーは適用されません。これは必須フィールドです。
- 詳しい保持ポリシー は GFS(「Grandfather-Father-Son」、つまり親子三代)保持メカニズムを採用しています。
- 1 個のスナップショットで一度に複数の保持ルールに適合することもできます。例えば、1 個のスナップショットを週数保持ルールと日数保持ルールの両方によって同時に保持できます。
- ニーズに応じて、複数のルールを設定したり保持ポリシーをカスタマイズしたりすることもできます。
例:
現在が 10 月で、毎日 1 個のスナップショットを撮影するスナップショット スケジュールを設定したとします。過去 9 か月をカバーする保持ポリシーを作成して、以下のスナップショットを次の期間の間保持したい場合を考えます。
- 最初の 3 か月(9 月、8 月、7 月)間の日次スナップショット
- 4 ~ 6 か月前(6 月、5 月、4 月)の間の週次スナップショット
- 7 ~ 9 か月前(3 月、2 月、1 月)の間の月次スナップショット
- 直近の 10 個のスナップショット
次の設定を適用することもできます。


1 個のスナップショットで複数の保持ルールに適合することもできます。したがって、1 個目の週次スナップショットが同時に 7 個目の日次スナップショットにもなり得、1 個目の月次スナップショットが同時に 4 個目の週次スナップショットにもなり得ます。
[保持する最新スナップショットの数] を設定することで、システムが新しいスナップショットを撮影した時に保持ポリシーによってすべてのスナップショットが削除されることのないようにできます。直近 10 個のスナップショットが過去 10 日間に撮影された日次スナップショットとなります。