Active Backup for Business エージェント (DSM)

Active Backup for Business エージェント (DSM) で構成設定やパッケージ、そしてユーザー データなどを含み Synology NAS 全体を Active Backup for Business がインストールされているリモート Synology NAS にバックアップできます。

はじめる前に

• このパッケージは、特定のモデルでしか使用できません。このリンクを参照して、お使いのモデルを選択し、Active Backup for Business エージェント (DSM) がそのモデルでサポートされているか確認してください。
• Active Backup for Business は、バックアップを保存する先のリモート Synology NAS にインストールされている必要があります。
• バックアップされたデータは、同じモデルあるいはその後継機種にのみ復元することができます。

Synology NAS のバックアップ

[パッケージ センター] に移動し、Active Backup for Business (DSM) をインストールします。Active Backup for Business エージェントは Synology NAS を接続済みのバックアップ先にバックアップします。

バックアップ先への接続：

1. Active Backup for Business エージェント (DSM) を起動して [開始] をクリックします。
2. バックアップ データを保存する先のリモート Synology NAS の下記の情報を入力します。
   1. サーバーアドレス：リモート Synology NAS の IP アドレスまたはドメイン名を入力します。
   2. [ユーザー名] と [パスワード]：リモート Synology NAS の資格情報を入力します。
3. [接続] をクリックします。
4. DSM を再起動してバックアップ設定を適用します。

概要

このセクションでは、現在のバックアップ ステータスおよび前回と次回のバックアップ時間が表示されます。

表示されたステータス：

	完了： このアイコンは、前回のバックアップ タスクが完了したことを示します。[前回のバックアップ時間] および [次回のバックアップ時間] は、スケジュールされている場合、参照用ステータスの下に表示されます。
	バックアップ中： このアイコンは、タスクがバックアップ中であることを示します。転送ステータスは、リアルタイムでステータスの下に表示されます。
	バックアップなし： このアイコンは、デバイスがまだバックアップ タスクを実行していないことを示します。[次回のバックアップ時間] は、スケジュールされている場合、参照用ステータスの下に表示されます。
	キャンセル： このアイコンは、バックアップ タスクがキャンセルされたことを示します。適用可能な場合、[前回のバックアップ時間] は、デバイスの前回の成功したバックアップの時間をステータスの下に記録します。[次回のバックアップ時間] は、スケジュールされている場合、参照用ステータスの下に表示されます。
	一部成功： このアイコンは、バックアップ タスクが部分的にのみ成功したことを示します。詳細な警告情報は、[Active Backup for Business] > [アクティビティ] > [タスク履歴] にあります。
	エラー： このアイコンは、失敗したインターネット接続など、1つ以上のエラーが発生したことを示します。アイコンの横に簡潔なエラー メッセージと提案された解決策が表示されます。詳細情報は、Active Backup for Business > [アクティビティ] > [タスク履歴] にあります。

個々のファイル/フォルダを復元する：

1. [復元] > [ファイル/フォルダ] をクリックします。
2. [はい] をクリックして Active Backup for Business Portal を開きます。
3. バックアップ先のユーザー名とパスワードを入力してください。
4. Active Backup for Business Portal からファイルまたはフォルダを復元します。

DSM システムを復元する：

1. [復元] > [システム] をクリックします。[コントロール パネル] が開きます。
2. [システムの復元] をクリックします。
3. ウィザードに従ってシステムの復元を完了します。

バックアップ先の情報

このセクションはバックアップ先への接続に使用されるアカウントの IP アドレスを示します。

バックアップ先の変更：

1. [接続を編集] をクリックします。
2. 新しいバックアップ先の IP アドレスに IP アドレスを修正してください。すべてのログと現在のバックアップ ステータスはそのまま残ります。

バックアップ先への接続に使用されるアカウントの切り替え：

1. [サインアウト] をクリックします。
2. [はい] をクリックして確定してください。すべてのログが Active Backup for Business Agent (DSM) から削除され、現在のバックアップ ステータスのみが残ります。
3. 別のアカウントにサインインするには、バックアップ先に接続セクションを参照してください。

ログ

このセクションでは、Active Backup for Business Agent (DSM) における最近の 5 つのイベントが表示されます。その他のログは、をクリックすると、[ログ センター] が現れます。